そしてタイトルにあるように 以前から伺ってみたかった こちらの DMM.make AKIBA にも 見学に行けましたので 今回はそのご紹介です。
そもそもは 私たちが 別ブランドとして展開している extail [ペットケージ・ドッグゲート・犬猫用グッズ等の製作・販売]が 毎年この時期に行われている インターペット に参加出展するために出張に来たというわけです。
今回行われた インターペット2016 に関する出展報告ブログが こちら
インターペットは日本最大級の年に1回行われるペットイベントですので こんな感じでとにかく都内近郊からいらっしゃる いろんなわんちゃんたちとたくさん会えますから愛犬家の皆さんたちの大きな楽しみとなっているんですよ。
ということで イベントが終了した翌日 親しくさせてもらっている 将来がとっても楽しみな個人起業家さんのご配慮でこちらの見学が実現致しました。
[以下写真は許可を頂いて撮影しています]
はてさて、 DMM.make AKIBA とはカンタンに説明しますと・・
製品のプロトタイピング制作から、ノウハウの提供、グローバルな販売・サポートまで、全工程をトータルコーディネートするスタートアップ起業家や新規事業を計画するメーカーのためのものづくりに関する最新の様々な機種が揃う会員制の複合施設なんです! ひとことで言えば 『個人・メーカー問わず試作・開発をするためのノウハウや最新鋭設備が揃っておりそれらを自由に使えて仲間を募ったり情報共有ができる場所』 ということです。 とてもうらやましい環境ですよねぇ。
ここの公式サイトは こちら からご覧下さい。
こんな感じで カフェが併設された 広いオープンスペースがあります。 あちこちで カッコ良くステッカーを貼った Mac Book などを広げて黙々と開発に勤しんだり フランクな雰囲気で打ち合わせをされています。
で、かなり目立っていたこの素敵なバイク、
なんと受注販売していました。 リチウムイオン電池で走る電動バイクです。 最高速度160キロ出るそうです。
かなりビックリなスペックと値段はこちらからご覧下さい ↓↓
https://media.dmm-make.com/item/3529/
そして やっと登場の コーギー犬 あかねくん です。
彼は 今となっては いろんなテレビやメディアに登場する有名犬なんですが 飼い主の山口さん とともに一念発起し INUPATHY (イヌパシー) という 独自開発のセンサーを使って犬の気持ちが色と光でわかるという装着グッズを今年中に全世界に向けて発売するというこれからの犬と人との関係に革命を起こすであろうスゴイ製品を手掛けているんです。
こちらがほぼ完成品に近い あかねくんが普段装着しているプロトタイプ品です。
とっても姿勢のいい横姿を撮らせてくれたんですが その イヌパシーを 付けた状態がこんな感じです。
どうやら虹色に光っていたようで とてもリラックスして楽しい状態なんだそうです! 気分良く接してくれたようでうれしい限りです😄
開発された 山口譲二さん、お話を伺っている最中も どんどん海外からの問い合わせが入ってきます!
とてもお忙しそうな中、ちょうど別階にある モノづくりスペースがスタッフさんの説明付きで見学出来るということでしたので 早速施設を拝見することにしました。 まずは工作室です。入り口には整然と機械工具が並んでおり それらを使って・・
このようなワークスペースで24時間自由にモノ作りに専念できるのだそうです。
金属の薄板・木材・アクリル などを ひととおり切ったり穴を開けたり削ったり が可能です。
なんとプログラムを入力して5軸で切削出来るマシニングセンタもありました!
バンドソー や ボール盤はもちろん レーザーカッターや このような梱包振動試験機・電波暗室・大型恒温槽(低温・高温 製品試験機)なども設置していました。
今となっては試作・小ロット製作のハードルをぐっと下げた 3Dプリンターや 3D CAD マシンも数台づつ完備。
写真のような縫製室や手で持てる程度の大きさの製品に塗装ができる ペインティングルーム、シルクスクリーン印刷ができる部屋、かなり高価な電子計測機器のMeasurementルーム、部屋の外から眺めただけなんですが自動半田印刷機・チップマウンターといったなかなか目にすることが出来ないマシンが置いてあるクリーンルームもありましたよ!
といってもここの会員になるとこれらの設備を無料もしくは時間貸しで個人でも気軽にオペレートすることが出来ます。
3Dプリンターなどを使ったワークショップ等も開催されているようですから趣味に関するパーツ作り、あるいは販売品の試作までいろんなことがここで本気で試せますね!
設備品も 私たちが行っている溶接体験教室のように技術スタッフさんたちが横についてレクチャーしてくださるから安心です。 それぞれの機械に関するしっかりした講習を受けてより詳しい操作を学ぶことも可能です。
研究室や公的機関とは違って とても自由な雰囲気ですので いろんな柔軟なアイデアが浮かんできそうですよね。
個人、企業問わず お若い方々が中心となり 世界に向けて 様々な取り組みをされていらっしゃいます。 「秋葉原をハードウェア開発の聖地に」という名目のもと開設して1年半ほどなるようですがさっそく続々と今までにないモノ・コト が生まれて進化していっています。 あかねさんもたくさんの仲間と一緒にもっともっと世界に羽ばたいて下さいね。
山口さん、気さくにお招きして頂いてありがとうございました。 これからの益々のご活躍 鹿児島より お祈りしております。
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